輸入の際にかかる課税の基準について
公開日: 2017/03/02
最終更新日: 2019/11/21
QUESTION
洋服、ファッション小物、アクセサリーの輸入販売を企画中です。
当面は一人か二人で直接現地に行って買い付けてこようと思っております。
輸入の際にかかる税金についてですが、どういった基準で課税されるのでしょうか?
輸入先はアメリカ、カナダ、イタリア、フランスを考えております。
【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック!>>
ANSWER
輸入に際しての税金の件ですが日本に商品を輸入した場合、関税と消費税が課税されます。
課税対照額は現地で買い入れた価格から輸入手続をした日の日本の為替レートを掛けた額をなります(日本円換算)。
関税率は商品によって税率が違います。例えば鞄でも革製品と布製品では税率は変わってきます。また、革製品の鞄でも持ち手が金具や革の時でも税率が変わります。
よって、仕入先で関税率が変わる事はありません(特例として、発展途上国からの輸入の場合は特恵国として課税率が安くなる時があります)。
経験上課税率が一番低いのは、自分で飛行機に乗って出国時に課税申告する時が一番安いです。
理由は、税関職員もここの商品の課税率を掛けるのではなく、金額に対して一律の課税率で計算するためです。