助成金あるいは補助金を活用したい!
QUESTION
正式に開業をしたいのですが、何から始めればいいのか分からず困っている状態です。
助成金を活用し新規事業を始めたいのですが、まず私に可能なのかという点と、どのような助成金を借りることができるのかを教えて頂きたいです。
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ANSWER:タイミングよく使える可能性があるものが二つあります。
実は、新規事業をスタートする際の助成金あるいは補助金は、あまりないのが実態なのですが、今はタイミングよく使える可能性があるものが二つあります。
①地域創造的起業補助金
起業される方を対象に、50万円~200万円が支給される制度です。
これは、4月27日以降に開業した人が対象です。
すでにマッサージサロンをスタートされたとのことですが、税務署に「開業届」は出されましたでしょうか?
まだ出されていなければ応募する資格はあります。
くわしくはこちらをご覧ください。⇒ http://www.cs-kigyou.jp/
②小規模事業者持続化補助金
これは主にチラシやホームページの作成などに使える、50万円までの補助金です。
どちらかというと、何年も事業をやっている方が主な対象ですが、スタートしたばかりの方でも応募できます。
なお、補助金や助成金は、国の予算によっていろいろと募集されます。
こちらを定期的にチェックされると、情報を入手できます。
⇒ https://www.mirasapo.jp/subsidy/index.html
〇補助金や助成金に関する留意点についてご説明します。
創業融資は、無担保無保証ですと、日本政策金融公庫が最高2000万円、そのほか「制度融資」というものを使って2000万円くらいまでですので、合計4000万円が上限です。
もし担保に提供できる不動産があれば、それ以上の金額も可能性があります。
大事なことは、補助金・助成金は先にお金を出してくれるのではなく、完全後払いということです。
補助金に応募すると、2か月くらいで審査結果が出てきます。
これで合格「採択」すると、補助金をもらう権利が発生します。
その後、まずは自己資金を使って計画どおりの事業をやっていきます。
対象期間が終わった段階で、使ったものの領収書などを事務局へ提示して、問題がなければお金が出るという流れです。
上記の二つの補助金の場合、応募してからお金が出るまでには約1年かかることになります。
〇応募して合格採択するためのコツをお伝えします。
補助金の「応募要領」をよく読んで、それに沿った資料を提出することが大事です。
とくに「審査の観点」という箇所がありますので、ここがとても重要です。
ここは、審査の基準が書いてある部分ですので、審査員が分かりやすいように基準を意識して書いていくのがポイントです。
なお、開業時は、公的な融資制度も充実していますので、活用を検討されることをお勧めします。
融資は返済が必要になりますが、比較的低利で、長期で返済すればいい制度が整っています。
とくに女性が起業される場合は、低利率の制度があります。
※ドリームゲートオンライン相談を参照