会社に秘密で事業を行おうと考えています。妻を個人事業主として行おうとしているのですが、税法上気をつければいいことはありますか？

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書面上、奥様を事業主としても税法上は、実質で判断します。実質、業務を遂行するのが本人であるならば、当然本人が事業主でなければならないでしょう。仮にこのような事が認められるならば、収入のない奥様を事業主にすることによって脱税行為が成立してしまいます。（奥様の収入状況によっては奥様の税率は御主人のそれより低いことがあるため）したがって、事業主にならざるを得ないのではないかと判断します。

会社が副業を知ってしまうケ−スとしては、お給料から住民税が徴収されているケ−スがよく考えられます。住民税は年末調整・確定申告を基に計算され、会社にその徴収額が通知されます。その徴収額が通常の方よりも多いと『アレ？』と思われ副業が発覚するケースがあります。これを避けるためには、確定申告の際、申告分を『普通徴収』扱いにすることにより申告分の住民税だけ会社の天引きとは別にご自身で納付することが可能になります。これにより税金上で副業が発覚することは避けられますが、他に他人の口からの噂話などで発覚するケースも考えられますので、会社の就業規則に副業が禁止されている場合にはご注意ください。